OCCG
2013
高校生と家庭像 ファミリー・プロジェクト 提携企画
今、「家庭」が崩壊していると言われています。
教育の現場でも、指導する立場の人の考えもマチマチです。
価値観の違い、多様な生き方、個人の尊重の中で、子供たちの立場がおびやかされて
いるように思えてなりません。
そんな中、今の高校生が親になった時、何を基準に子育てをしていくのでしょう?
私たちは、今、子供の幸せを軸とした家庭像を考える必要があるように思います。
親と子供の関係のあるべき姿のモデルを提示する必要があるのではないでしょうか。
何故なら、親、それに代わる愛情を注ぐ人間がいて初めて個人の肯定感が養われると考えるからです。
みなさまの、ご意見を是非、お聞かせください。
一緒に考えていきましょう。
○質問票 制作の提案
熊本大学教育学部古賀教授 によると、中高生が荒れていた時期は、昭和58年で、ちょうどそのころ中学高校だった生徒が今、親や教師になっているとのことです。
残念なことに今の生徒たちの家庭の2割が家庭として機能していないとのことです。
社会学博士の宮本みちこ氏は「、標準的な社会もモデル、生活モデルの消滅した暁にどのような社会を築いていくか。」を早急に見つける必要があると説いています。
今の価値の多様な世界で、理想の家族像を今見つけることは難しいと思いますが、今、高校生たちに親としての自覚を持ってもらうことならできるのではないでしょうか?
親の責任を果たすためには、自分自身が成長する努力をして仕事に就くことが求められると言うことを理解することも。
(「高校生は、そんなことまで考えられない。」と言う意見もありましたが。
真正面から取り組まなくても、頭の隅に少しだけ残しておくくらいでも良いと思うのですが…。
将来親になった時に思い出してくれるかもしれません。)
その一歩として、手掛かりを与えられる質問票をみなさんの意見を集めて作ってみたいと思います。
質問例例: (参考文献 男子高の中高生は父親、母親役割をどのように捉えているか共学校との比較検討)
・父親になったら、あなたは赤ちゃんにミルクをあげたり、おしめを換えたり世話をしますか?
・家庭の問題を、リーダーとしてまとめることができますか?
・子供の相談相手になれますか?
・家族と一緒に過ごす時間を大切にしますか?